法人化をする時に会社を設立しますが、基本原則が記載されている定款を作成しなければいけません。
今まで定款を作成する時は紙でしたが、最近ではネットが発達しているので電子定款を作成するのが主流になっています。
実際に定款の認証を受けるに紙の定款より電子定款の方が約5万円安くなるので経済的にメリットになります。
最初に紙で定款を作成してその後に電子化すれば電子定款を作成する事が出来ますが、電子定款の作成や認証に必要な物が分からない人も少なくないでしょう。
そこで電子定款の作成や認証に必要な物をしっかり確認していきましょう。
マイナンバーカード
マイナンバーの施行により国民にマイナンバーが通知されています。
それで郵送されてきた通知書を市役所に持っていき手続きをするとプラスチック製のICカードのマイナンバーカードが発行されます。
またパソコンやスマホから申請する事も可能なのですぐ手続きをする事が出来ます。
電子定款の認証を受ける時もマイナンバーカードが必要になるので法人化して会社を設立する前に準備しておきましょう。
電子証明書
電子定款を作成する時に電子的な承認プロセスとして電子証明書が必要になります。
電子証明書はマイナンバーカードに搭載されていて利用する時は手続きをしなければいけません。
マイナンバーカードと印鑑を持っていき住んでいる地域の自治体で手続きをすると電子証明書を利用する事が出来ます。
電子定款を作成する時はマイナンバーカードを発行してもらった後に電子証明書の利用手続きもする必要があるのでしっかり覚えておきましょう。
ICカードリーダライタ
電子定款を作成する時にマイナンバーカードを読み込むためにICカードリーダライタを準備する必要があります。
ICカードリーダライタはいろいろな種類がありますが、マイナンバーカードに対応しているものを準備しなければいけないので注意が必要です。
マイナンバーカードに対応しているICカードリーダライタはネットで調べる事が出来るので確認してから準備しましょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。