記帳代行とは
税理士が企業の会計業務の一部を承ります。
企業や個人事業主として働いていると、帳簿への「記帳」が必須業務となります。
記帳とは、お金や品物の流れを帳簿につける作業です。
業種はさまざまあります。
どんな職種でも、商品やサービスの売上が収入となります。
そして作業にかかった費用が経費となります。
これらのお金の動きを帳簿に書き綴ることを、記帳と呼びます。
現在ではPC上での作業が主流となっています。
しかし毎日の作業となると、かなり膨大な作業量です。
お金の流れに関する帳簿をすべてつけるとなると、専門的な知識も必要になります。
だからこそ、税理士による記帳代行を利用している人が多いのです。
記帳代行を利用するメリット
専門家だからこそ、煩わしい作業を全て任せられます。
税理士が行っている記帳代行を利用するメリットは大きいです。
まずは、煩わしい帳簿付け作業から解放されます。
企業会計に必要な帳面は、仕訳帳や現金出納帳だけではありますう。
損益計算書や貸借対照表など、複数の書面が必須となります。
これらの書類を作成するためには、ある程度の簿記や会計の知識も必要になります。
仕事の合間に全ての帳面を記載するのは、時間も労力も必要です。
加えて専門的な知識が必要になるケースも多くあります。
本職に専念するためにも、記帳代行を利用している経営者や個人事業主が多いのです。
税金やお金に関する専門家だからこそ、記帳代行サービスは長年重宝されています。
記帳代行は税理士の得意分野
実は仕事の8割が記帳代行なんて人もいます。
税理士といえば、税金に関するプロというイメージが強いすね。
ですが、実は税理士の多くは、税務以外の業務として記帳代行を含めた会計業務を行っている人も多くいます。
税理士事務所の中で、仕事の8割が記帳代行なんて事務所も少なくありません。
まずは記帳代行について相談されてみるのも良いですね。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。