納税証明書の種類
確定申告を行うと、納税証明書が交付されますよね。
どのような種類があるのかよく分からないという人も一定数いるでしょう。
納税証明書は、納税すべき税額、納付した税額、未納税額などの証明、所得金額の証明、未納の税額なないことの証明、滞納処分を受けたことがないことの証明の4種類。
納税証明書の提出を求められることもありますので、これらの書類をしっかり管理しておくことが大切です。
また、確定申告をしっかり行っており、納税していることの証明にもなりますので、税務署からの連絡があった場合でも、慌てることなく対応することができるのではないでしょうか。
納税証明書の請求方法
納税証明書は、どのように請求するのかよく分からない人も一定数いるでしょう。
納税証明書の請求方法は、書面とオンラインの2種類。
書面の場合、税務署の窓口か郵送で受け取ることができます。
オンラインの場合、税務署の窓口、郵送の他に電子納税証明書で受け取ることができます。
電子証明書を添付してe-Taxで請求すれば、電子納税証明書が発行されますので、この方法を利用している人も増えてきている状況です。
ただ、電子納税証明書で受け取る場合、PDFファイルの形式で受け取ることができない状況ですので、この点が不都合だと感じている人もいます。
2021年7月からの変更点
納税証明書を請求する際、PDFファイルの形式で受け取りたいという人も一定数いるでしょう。
電子納税証明書だと、PDFファイルの形式で受け取ることに対応していない状況でしたので、手続きが便利だけど利用できていないのではないでしょうか。
この部分が2021年7月から変更されます。
電子納税証明書がPDFファイルの形式で受け取ることができるようになりましたので、より多くの人が便利に請求できますね。
真正性を担保するためのQRコードが付いていますので、紙に印刷して利用するのも大丈夫です。
ただ、変更して間もないこともあり、不明な点があるときは税理士に相談するようにしましょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。