税理士事務所の選び方を紹介
税理士事務所を選ぶとき、どのような基準で選んでいるでしょうか?
税理士事務所を探すときは、最も頼れるのが知人の紹介ですが、いつでも誰でも知人の紹介があるとは限りません。
そういった場合は税理士紹介会社やインターネットを介して検索するなどしてピックアップした後に、担当者との信頼関係はどうか、料金の内訳や節税対策などは明確になっているか、ある意味では経営や資金についてのアドバイスができるかを確認してから選ぶことが重要です。
担当者が次々に変わるような税理士事務所では話がややこしくなりやすく、担当者がいてもサービス業であることを自覚していなければ作業は良くないでしょう。
料金の関する内訳が明確で、その通りの作業をしてくれるかどうかでは、契約しない方が良かったということにもなりかねません。
税理士という税金関係のプロである以上は、顧客が得をするための努力をしなければならず、節税対策などにもさまざまな工夫をしてくれる人が良いでしょう。
契約期間も初めから長期にするのではなく、スポット利用や半年といったように、短めの利用からスタートすると良いといえます。
税理士報酬により税理士事務所を選んでもいいのか
税理士報酬の決め方は場合によっては指定されることがありますが、税理士事務所で決めている報酬が高いと感じるときは、無理して契約することはなく、自分の予算に合う事務所と契約しても良いです。
これは税理士事務所は個人の労働分配率が高いので、スタッフの作業量に見合う報酬を得ようとします。
その結果は高い報酬金額になることも良くあり、また法人だと高く、個人事業主だと安くなる傾向があります。
自分の事業スタイルによっても変動するため、一概にはイエスかノーを言い切ることは難しいですが、高い事務所と無理して契約する必要はありません。
決算時のみ、または繁忙期の3か月だけといった契約も視野にいれると良いでしょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。