税務署と税理士先にどっちに相談するのか
予想外出来事で相続税が発生した場合など、誰でも戸惑ってどこに相談すればいいのか迷うことがあります。
そのときに思い浮かぶのは税務署に行って相談するか、税理士に相談するのかということではないでしょうか。
まず相談するのは、税務署の相談窓口で、無料で相談でき、電話でも面接でも話をきいてくれることが大きな特徴です。
相談をすることは税務署が1番良いですが、税理士とは違い手続きをしてくれるというわけではありません。
そのため手続きもしたいという場合は、税理士の方が話が早く、相性が良さそうならそのまま依頼することもできます。
しかし、その前に税理士探しをしなければならず、税理士を選ぶ作業が大変かもしれません。
インターネット上の情報だけでは、どこの税理士事務所が良いのかは把握しきれず、数え切れないほどの税理士事務所があるので1つ1つ見ていくことは無理でしょう。
そのため居住地区内で、評判のよい税理士、または相続なら相続に強い税理士と言った感じで絞込検索を行い、報酬も見合うようなら面談します。
税理士に相談するほうが良いケースとは?
税理士は通常30分ほどの相談で5000円くらいの料金を取ります。
しかし税理士は仮に相続税についての相談だったとしても、節税はもちろんその他の知識についての説明をしてくれます。
この場合税務署では節税の説明はしにくい人が多く、もしかしたら説明がないかもしれません。
そのため、多少費用がかかっても税金や節税について詳しく知りたい、面倒な手続きを依頼したい方は税理士に相談する方が良いです。
ただし、税理士によっては平日だけ、週末は土曜だけ、土日もOKなどさまざまな勤務形態があるので、それに合わせるようにスケージュールを組むことも重要なことでしょう。
その中で、相続に関する知識やノウハウを、しっかりと説明してくれて、納得のいく手続きができるよう手伝ってくれます。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。