所得税確定申告とマイナンバーについて
所得税の確定申告は毎年2月の中頃からスタートする申告で、多くの事業者や2カ所以上から所得のある方が申告しています。
申告には身分証明が必要で、マイナンバーを記載することで本人確認とすることができるようになり、マイナンバーカードを持っている方はそれだけで本人確認が、マイナンバーだけの方は運転免許証などとセットで提出すると本人確認ができるようになっています。
マイナンバーカードを持っている方は、その番号確認をするだけで身元確認ができます。
自宅からe-taxを利用すれば、運転免許証などの本人確認書類が必要ありません。
マイナンバーカードがない方は、通知カードなどの番号確認書類と、運転免許証などの本人確認書類を送付することで本人確認ができます。
マイナンバーは確定申告書の上部に記載されるように設定されていますが、実際に提出する申告書には番号は記載されません。
しかし今後は確定申告をするときには、マイナンバーによる本人確認が中心となることも考えられるので、毎年確定申告をする方はマイナンバーカードを取得しておくと良いでしょう。
マイナンバーカードを取得する方法とメリット
マイナンバーカードは、マイナンバーの通知が来たときに同封されている申請書でマイナンバーカードの申請ができます。
甲府通知書がはがきのスタイルで自宅に届き、その後は指定された交付場所に行き、カードを受け取るようになります。
マイナンバーカードを取得すると個人番号を証明でき、本人確認ができ、各種行政手続のオンライン申請が可能となる、各種民間のオンライン取引が可能となる、コンビニで各種証明書を取得できるなどのメリットがあります。
その他にもさまざまなサービスを搭載しているので、詳しく見てみることも良い方法です。
さまざまな意味で公的な身分証明書として使用できるものなので、マイナンバーカードの取得はしておくことがおすすめです。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。