定款認証の手続きを無事に終えるために注意すべきこと!
会社設立の際に定款を作成した後は、公証役場での認証を受ける必要があります。
公証役場で認証された定款は「正しい手続きによって作られたこと」が認められた状態となりますので、次のステップとなる会社の設立登記もスムーズに進めることができるのです。
比較的簡単とも言われている定款の認証は30分程度で終了するのが一般的となりますので、ここで紹介する注意点をしっかり確認して手続きを進めてみてください。
定款の内容について事前チェックをしてもらいましょう!
良心的な公証人や役場の担当者は、定款をファックスすれば認証前の事前チェックをしてくれます。
チェックができる書類の中には、委任状や印鑑証明書なども含まれますので、1度の手続きでOKが出る自信がない場合は「事前確認してもらえるか?」という点を問い合わせておくと良いでしょう。
特に本社所在地の記号や番号は多くの人が指摘されるポイントとなりますので、スムーズに登記できるように「漢数字を使うこと」を徹底するようにしてください。
定款の認証をする際に公証役場に持っていくのもとは?
定款の認証手続きに行く際には、「定款3通」、「発起人全員の印鑑証明書」、「委任状」、「52,000円程度の現金」、「収入印紙」を必ず用意するようにしてください。
発起人全員の印鑑証明書は、設立登記の際にも必要となりますので、スムーズに手続きを進めるために2通ずつ取得しておくと良いでしょう。
また認証を受ける定款3通については、発起人全員の割印と署名押印が必要となりますので。押し忘れのないように確認しておくことも重要です。
定款関連の手続き全般に不安がある場合は、会社設立のサポート経験のある税理士のお世話になるのが理想と言われています。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。