介護タクシー開業に必要な資格はあるの?
介護タクシー開業に必要な資格は、どのようなものがあるのか気になる人も多いでしょう。
資格の有無で開業できないこともありますからね。
介護タクシーは一般のタクシーと同様にお客様の乗せて運転することになりますので、普通自動車二種免許は必須です。
普通自動車免許を取得してから、二種免許を取得するという形になります。
介護タクシーの場合、乗り降りの際にさまざまな介助が必要になることもあるでしょう。
そのため、介護職員初任者研修を取得しておく方がいいです。
介護保険タクシーで働きたいときは、介護職員初任者研修を取得しているのが必須条件になりますからね。
介護タクシー開業に必要な条件は?
開業タクシー開業のため、普通自動車二種免許、介護職員初任者研修を取得して準備する人もいるでしょう。
しかし、開業に必要な条件がありますので、資格を取得しただけではできないということも。
介護タクシー開業に必要な条件は、運行管理者と整備管理者がいること、所要資金の合計額の50%以上を確保している、土地、建物の使用権限が3年以上、車庫のスペースが車両の長さと幅+1m以上などです。
すべての項目をクリアしていないと、介護タクシー開業ができない可能性が高いです。
必要条件をしっかり確認し、条件がクリアできるように準備しておきましょう。
必要な諸経費はどのぐらい?
介護タクシー開業に必要な資格や条件をクリアできても、諸経費がどのぐらいかかるのか気になるでしょう。
本当に利益が出るのか不透明な部分もありますからね。
介護タクシー開業に必要な諸経費は、車両代で200万円前後、タクシーメーターで15万円前後、車椅子などの備品代で5万円前後、運輸局登録免許税で3万円、車庫の料金と営業所の賃料で1年間100万円前後となります。
また、運転資金、広告宣伝費、任意保険料などもかかりますので、まとまった金額が必要ですね。
利益をだしていかないと、赤字の状態が続く可能性もあり、事前に事業のシミュレーションをしておくといいでしょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。