経理の簡素化
個人名義のクレジットカードを複数利用して取引していると、明細を見ながら経費を登録しなければいけませんよね。
明細の数が少なければいいのですが、多いとすごく面倒です。
1時間以上かかってしまうなんてこともあるでしょう。
コーポレートカードなら、そのような心配をする必要は一切なし。
事業に関する取引を一つにまとめられますし、クラウド会計ソフトと連携すれば、そのまま取り込めます。
取り込んだ明細を経費として登録するだけになりますので、経理の簡素化にもなるでしょう。
1時間以上かかっていたものが、10分から15分ぐらいに短縮できると、他のことに時間を充てられます。
資金繰り対策
流動資産が多いけど、流動負債も多い会社もあるでしょう。
売上は出ているけど、支出も多くなり、自己資本比率が10%を割ってしまっているというケース。
資金繰りで困ってしまいますよね。コーポレートカードがあると、資金繰り対策に活用することができます。
ビジネス向けの特典がたくさん付帯されており、関連施設の利用料などが割引されます。
上手に活用することで、支出を抑えられるようになり、資金繰りにも余裕が出てくることが多いです。
大幅に改善するわけではないですが、大ピンチを乗り切れることも出てくるでしょう。
資金繰りで苦労している場合、1枚持っておいた方がいいかもしれませんね。
コワーキングスペースの特典
インターネットの発達とコワーキングスペースの浸透により、パソコン作業がしやすくなっていますよね。
テレワークをする時代になっていくことも予想され、コワーキングスペースを利用する人も増えてくるでしょう。
コーポレートカードがあると、コワーキングスペースを割引で利用できる特典を受けることができます。
利用するための支出を抑えられるようになりますので、安心してパソコン作業ができるのではないでしょうか。
また、空港ラウンジなどの割引特典も付帯されていますので、飛行機での移動が多い人にとってもメリットになります。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。