カフェオーナーのタイプについて
カフェのオーナーになるのが夢という人もいるでしょう。
実際にカフェに行くと、華やかに見えることも多いですからね。
しかし、カフェ開業は簡単なビジネスではありません。しっかり戦略を立てていくことが大切です。
その前に、自分はどのようなカフェオーナーになりたいのかを明確にしましょう。
カフェの雰囲気やこだわりのコーヒーを提供してリラックスしてもらいたい想い重視型、所有している物件の部屋の空きが出たからカフェ開業をしたいという物件重視型の2種類のタイプがあります。
どちらが該当しているのかで、カフェ開業の戦略の立て方も大きく異なってきますので、重要なポイントです。
想い重視型は穴場物件がおすすめ?
カフェの雰囲気やこだわりのコーヒーを提供してリラックスしてもらいたい想い重視型の場合、資金的にあまり余裕がない人が多いのではないでしょうか。
無理をしてしまうと、資金繰りに困って廃業になることもあり得ます。
そのため、物件選びには注意しなければいけないでしょう。
カフェは、駅近にある人気物件と契約して営業しているイメージがありますよね。
しかし、人気物件ほど家賃が高くなることがほとんどで、経営が厳しくなる可能性が高いです。
遊休施設や空きスペースがある商業施設の方が家賃を安く抑えられることが多く、経営しやすい環境が整えられます。
人気物件ではなく、穴場物件を探してみてはいかがでしょうか。
物件重視型は物件提供という選択肢も?
物件重視型の場合、所有している物件に空きスペースができたからカフェ開業を検討していますよね。
こだわりのコーヒーを提供したいという気持ちはそれほど強くないのではないでしょうか。
そうであれば、カフェ開業を検討している人に物件提供をするというのも戦略の一つです。
物件提供することで、家賃収入を得ることができますし、カフェ経営に詳しい人に物件提供できれば、自分自身も知識などを身につけやすくななります。
SNSなどを上手に活用しながら告知すれば、より多くの人が物件提供をしていることに気づいてくれるのではないでしょうか。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。