個人事業主が収入をたくさん得られるようになると法人化する事を検討しますが、いつ会社を設立した方がいいのか悩んでしまう事もよくあるでしょう。
土日祝日と年末年始は会社の設立日に設定する事が出来ないのでそれ以外の日を選ぶ事になります。
また会社を設立する時は法務局に設立登記を申請した日になるので法務局が対応する事が出来る時でないと会社設立日に設定する事が出来ません。
このように会社設立日を設定する時の条件はいくつかあるので該当している日に合わせる必要があります。
そこで個人事業主が法人化する時に会社設立日をどのように選べばいいのか見ていく事にしましょう。
節税効果が期待出来る日に設定する
個人事業主が法人化をする目的の一つに節税対策があります。
それで会社設立日も節税効果が期待出来る日に設定する選び方をする人が多いです。
資本金が1000万円未満で会社を設立する時は設立1期目の消費税が免除されるので決算日と出来るだけ日にちを離して会社設立日を設定すると節税効果が期待出来ます。
節税出来る事を考えて会社設立日を設定すると事業を展開していく時にメリットに感じる事が多くなります。
大安に設定する
結婚式などは縁起が良い日に行うのが主流になっているので大安を選ぶ事が多いですが、会社設立日を設定する時も縁起が良い日に合わせる事が多いので大安を選ぶ事が多いです。
大安は縁起が良いというだけでなく長続きするという意味で捉える人もいるので会社を設立して出来るだけ長い期間事業を続けたいと考える人もいます。
縁起を重視する人は大安に会社設立日を設定してみるといいでしょう。
事業に関係している日に設定する
個人事業主が法人化をする時は事業に関係している日を選ぶ人も最近では増えてきています。
事業に関係している日を記念日のような感じで捉えていて会社設立日として設定しようと考える人もいます。
事業に関する特別な日がある場合は会社設立日に選ぶのも一つの方法です。

この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。