税理士と上手に付き合っていく
税理士は専門家なので、会社を経営していくためには非常に重要なパートナーです。
同様に、上手に付き合っていくかということで、会社の経営も左右されていきます。
上手に付き合っていくためのポイントは、とにかく会社の経営状態を全て正直に話すということです。
税理士の先生によっては自分の会社の業界にあまり詳しくない場合もあるでしょう。
そのような場合こちらが、今後の動向についてある程度説明しなければなりません。
業界の状況や会社の状況について説明する際には、ポジティブな部分だけではなくてネガティブな部分についても恥ずかしがらず話しましょう。
そうしないと的確なアドバイスはもらえませんし、ビジネスパートナーとしての信頼も勝ち得ることができません。
こちらがお金を払って依頼しているという関係ではありますが、やはり税理士も人間なので、どれだけ親身になってくれるかということが重要になります。
そのためにはこちらも信頼しているということを証明しなければなりません。
なるべく関係は対等にする
税理士は先生と呼ばれるようなとても尊敬に値する職業ですが、こちらがお金を払って依頼しているわけですから、ある程度対等な関係でいられるようにしましょう。
あまりにもご機嫌をとるような仕方で接するよりも、フレンドリーにアドバイスを求めていく方がうまくいきます。
当然のことながら、こちらが客なので上から目線で対応するというのも間違っています。
そうなってしまうと信頼を勝ち得ることはできませんし、親身になって業務を遂行してもらえるという可能性も少なくなります。
依頼された部分はしっかりとやってくれるかもしれませんが、そのほかのアドバイスやサービス部分ではかなりビジネスライクな付き合いになってしまいます。
適度なフレンドリー感を出していくのが非常に重要なポイントです。
相性もありますので、最初にどの先生を選ぶかということも重要視しましょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。